2010年8月30日月曜日

「辺野古を考える」全国上映キャラバン・激励会(札幌)

「辺野古を考える」全国上映キャラバン・藤本班が北海道を出発し、いよいよ津軽海峡を渡ります。 (影山班は、引き続き、北海道内を回ります)

ということで、下記の通り、激励会を開催します。
お近くの皆様、ぜひ、ご参加くださいませ~。


「辺野古を考える」全国上映キャラバン激励会 in Sapporo

とき:9月23日(休・木) 午後2時~4時
場所:札幌エルプラザ2F 環境研修室
(札幌市北区北区北8条西3丁目)
参加費:1000円

内容:

◎藤本監督、影山プロデューサーによる上映と講演(1時間20分) 
 「また、また、辺野古になるまで」(2010年/33分)他、キャラバンで上映予定の作品の抜粋を上映します。

◎激励メッセージ

*終了後は、交流会も予定しています。

激励会・呼びかけ人

安達信行/安念智康/安念優子/飯塚正樹/石田明義/板谷良彦/伊藤悳夫/植田英隆/加藤多一/越田清和/小室正範/佐藤博文/佐藤文/佐藤美智子/清水和恵/鈴木一/竹村泰子/橘晃弘/谷上嶐/都築ひとみ/殿平真/殿平善彦/鳥居明子/東由佳子/平井敦子/平岡恵子/福原正和/藤本雅子/七尾寿子/渡辺達生

中井信介さんのフィリピンレポート(9月23日)

「アメリカ-戦争する国の人びと」の第2次撮影(2007年3-4月)に参加して、カメラを回してくれた中井信介さん(ドキュメンタリー映像作家)が、新得空想の森映画祭で、北海道に来られるのを機に、札幌でも上映とトークの会を行います。


[中井信介さん フィリピン・レポート]
日  時:9月23日(木・秋分の日) 午前10:00~12:00
場  所:エルプラザ・2F環境研修室
参加費:800円
*「辺野古キャラバン」激励会と同じ会場です。午前中は、中井さんの上映&トーク、午後が激励会です。

今回、上映するのは、中井さん自身がずっとフィールドにしているフィリピンの作品で、続発する政治的殺人の問題と元日本軍『慰安婦』のロラ(おばあちゃん)たちを取り上げた2作品。ロラたちの撮影は、映像記録プロジェクト「フィリピンのロラたちは今」として進行中のもので、今回は、その予告編を上映します。

中井さんは、トークも中々に面白い方です。
ぜひ、ご来場くださいませ。


(上映作品)

「闇に消された声2007」(2007年 50分)

2001年のアロヨ前政権発足以来、人権活動家たちの暗殺事件が相次いだフィリピン。その数、1000人以上。なぜ活動家たちは殺されねばならなかったのか?そこには「テロとの戦い」を遂行していたブッシュ前政権の陰がある。はたして、人権活動家たちはテロリストだったのか?権力に立ち向かおうとする者たちを抹殺しようとするフィリピンの闇に迫る。

(写真は、政治的殺害への抗議を行う人権活動家たち。棺桶は、殺された仲間たちを表す/ボホール島/写真提供:人権団体「カラパタン」)

「Katarungan~ロラたちに正義を~」(2010年 20分)

うら若き10代に日本軍によって拉致され、強姦され、『慰安婦』とされたロラたち(おばあさんたち)。社会の片隅でひっそりと生きることを余儀なくされてきたロラたちが、今、最後の力を振り絞って高らかに謳う。「私たちに罪はない、日本政府は、キチンとした謝罪と補償をするべきだ」と。しかし、そんなロラたちも高齢化が進み、痴呆症や寝たきりのロラも増えている。「時間がない、ロラたちの手に一刻も早く正義の回復を!」そんな思いからドキュメンタリー映画製作が始まった。