2009年1月3日土曜日

抵抗する勇気~courage to resist~日米交流ツアー成功のために、ご協力ください

 映画「アメリカばんざい」、並びに森の映画社の映画製作・普及にご協力頂いているみなさん、みなさんのご協力に、心から御礼申し上げます。

 さて、このたび、映画「アメリカばんざい」の取材で出会った、ジェフ・パターソンさんとディアナ・ロペスさんを3月、日本にお招きして、全国交流・講演ツアーを開催することになりました。お二人のことは、現在編集中の完全版「アメリカー戦争する国の人びと」の中に詳細に描かれています。

 ジェフは、80年代に沖縄に駐留していた海兵隊員で、湾岸戦争への派遣命令を拒否した最初の兵士です。
 特殊兵器(核)の担当で、ある日、教育の過程で広島・長崎の映像を見せられた後、「イラクで核を使う準備」を命じられ、とても自分には出来ないと感じたのだと言います。真珠湾基地の牢屋に2ヶ月入れられて、除隊。現在も、戦争を拒否する兵士とその家族の支援活動を続けています。

 ディアナは、テキサスの大学生。彼女の住むサンアントニオ市は、深刻な基地汚染の町です。
ここにあるケリー空軍基地は、第2次世界大戦前からの兵器・兵站基地です。核兵器も、化学兵器も、すべてここに貯蔵され、各地へ配備されてきました。基地に隣接する住宅地では、ガン患者や死産、流産、先天性異常などが多発。ある地区では13軒の家のうち11件にガン患者がいます。また工場労働者や空軍兵士たちにも、ガンや原因不明の病気が多発しています。
 ディアナは汚染地域の住民の一人として、また、地域労組の仲間とともに、この基地汚染と闘っています。

 今回、キャンプ座間、厚木基地、横須賀基地、横田基地、岩国基地、沖縄など、在日米軍基地周辺住民と交流集会を行います。また、自衛隊の海外派兵を止めさせようと大阪、名古屋、北海道など各地で取り組んでいる人びととともに、集会を持ちます。

 この出会いと交流は、日本とアメリカで、抵抗を続けている人びと同士が、励ましあい、戦争と軍隊のない世界に向かって、日本とアメリカの民衆が、連帯を深める機会となるでしょう。

 つきましては、みなさまには、集会の開催、集会とツアーの成功のために、以下の通り、心からご協力をお願いいたします。


藤本 幸久(映画「アメリカばんざい」監督)
影山あさ子(映画「アメリカばんざい」インタビュアー)


 ① みなさんの地域でも、ぜひ集会を開催してください。
   *一講演 分担金 5万円+ゲスト、通訳者の滞在費

 ② 各地の実行委員会に参加して、集会の成功にご協力ください。

 ③ ツアーの成功のため、募金にご協力ください。(目標 100万円)
   振込先:(郵便口座)02710-6-97826 加入者名「影山あさ子事務所」

0 件のコメント: